1955-06-14 第22回国会 参議院 法務委員会 第6号 ○国務大臣(花村四郎君) やはり人の名誉を尊重し、そうしてまた人権をあくまでも擁護してゆくという建前から考えまするというと、やはり指紋について公けにいたしますることは、やはり直ちにその人の利害に重大なる関係をもちきたして参りまするので、たとえば不起訴処分等に相なった事案についても、公けにしないというのが、今日までの建前に相なっておるような次第でありますもので、従って犯罪の嫌擬として調べられる程度にまで 花村四郎